雑記 G大阪vs湘南

J1第16節 ガンバ大阪vs湘南ベルマーレパナソニックスタジアム吹田

ここ4試合で1失点ながらも得点が2つしか奪えていないガンバ大阪と3連敗中の湘南ベルマーレの一戦。ガンバが勝てば湘南を順位表で追い越せるだけに、今後に向けて両チームとも落とせない一戦となった。ガンバはトゥーロン国際大会明けの高宇洋と怪我明けの渡辺千真が復帰。スタメンには出場停止の倉田秋に代わって福田湧矢が出場。対する湘南はボランチに齋藤未月と金子大毅を起用。お互いが3バックで臨む布陣となった。

 

G大阪 流れが切り替わった後半。フィニッシュは若手の救世主。

前半は湘南の激しいプレスをガンバに浴びせ、ガンバはDF陣でボールを回しながらチャンスをうかがう展開に。特に湘南はそのプレスを活かしてボールを奪いチャンスを作っていく。前半33分にはチャンスから得たFKを松田天馬が狙うも東口順昭がビッグセーブ。その後40分には松田、山崎凌吾からつながったパスを大野和成がシュートを放つもここも東口がセーブ。攻め込んだ湘南だったが得点を奪えずに前半終了。後半、流れを変えたいガンバが先に動く。警告を受けていた福田に代わって司令塔遠藤保仁を投入。ここがこのゲームのキーとなった。遠藤がアンカーに入ったことでパスが活性化。次第に裏を獲れるようになり、チャンスが増えてくるようになった。ファンウィジョやアデミウソンにパスが通り、シュートを放つもゴールは奪えない。73分には起爆剤として食野亮太郎を投入。77分には食野がシュートを放つも枠に飛ばず、ここまでの課題である得点力不足が露呈する展開に。一方の湘南も山崎や鈴木冬一がチャンスを作るもこちらも無得点。試合は0-0のまま後半のアディショナルタイムに突入。その直後、ついに試合が動いた。左サイドでボールを受けたガンバ・食野が切れ込んで右脚一閃。ボールはゴール右隅に突き刺さった。ガンバ待望の先制点は劇的なアディショナルタイム弾となりこれが決勝点。ガンバが1-0で湘南を下して降格圏を脱出した。

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