雑記 岡山vs琉球

J2第14節岡山対琉球。前節の岡山は終了間際の失点で連敗。開幕戦から無敗のホームCスタで連敗阻止を図る。一方琉球は前節約2か月ぶりの勝利。こちらは勢いを加速させるべく連勝を狙いたいところだ。岡山はFWレオミネイロやMF上田康太を欠くものの、好調イ・ヨンジェを中心に福元友也ら若手を織り交ぜた布陣で挑んだ。一方琉球鈴木孝司富所悠などの強力攻撃陣で敵地岡山に乗り込んだ。
岡山 意地の零封
 試合は琉球ペースで進んだ。広くロングボール中心の攻めを行う岡山に対し、琉球はコンパクトに速いパスを繋いで岡山ゴールに迫る。前半幾度となくゴールを脅かした琉球ではあったが、岡山GK一森純を中心に体を張った守備で琉球に得点を許さない。逆に後半は一転して岡山ペース。開始いきなりゴール前に攻め込み決定機を迎えるも今度は琉球GKカルバハルがファインセーブ。この試合は両チームのGKの意地がぶつかった試合となった。先制シーンは岡山が終始狙っていたロングボールにイ・ヨンジェが反応。GKと1対1になった場面でカルバハルがイ・ヨンジェを倒し痛恨のPK。このPKをイ・ヨンジェが自ら沈めて先制。結果的にはこのPKがこの試合で生まれた唯一の得点となった。1-0。岡山にとってはまさに意地でつかんだ完封勝利だ。GKも然ることながらDF陣も廣木雄磨や田中祐介を中心に体を投げ出しゴールを死守した。両チームの守備陣の意地が見られた好ゲームであった。