天皇賞春 予想

f:id:harasyu:20210501212753p:plain

f:id:harasyu:20210501212840p:plain

天皇賞

◎ワールドプレミア

〇ディープボンド

▲ゴースト

△ウインマリリン

 シロニイ

 アリストテレス

 

本命はワールドプレミア。前走の日経賞は決して得意な舞台とは言えず、外々を回される苦しい展開だったがロングスパートを決めて上がり最速を記録。急坂でもしっかり差し脚を伸ばした。またこの馬は京都でしか勝ち鞍が無いということが懸念だったが、関西圏でのレースでは馬券圏内を外したことが無い。つまり阪神でも馬券圏内を外したことが無いのなら阪神が苦手ということではないのだろう。指数もトップでギャップも優秀。さらに従来の雨予報よりも降水量が少ないのであれば高速馬場が継続となる。京都で勝利を収めているこの馬には好材料だろう。

対抗はディープボンド。直前まで本命にしようか悩むほどワールドプレミアとは評価の上では遜色ない。特筆すべきは何といっても前走で、あれだけタフな中ロングスパートで勝利したのは見事。3角過ぎで動いてポジションを取りに行くという戦法はこのレースでもやりたいレースであると思うし、6枠に入れたのも外に出すという意味では効果的な枠だろう。一つ懸念するなら高速馬場への対応だ。軽い馬場への対応が見ものではあるが、もし雨が多いようであれば評価を上げたい馬だ。

3番手はゴーストに打つ。今年の天皇賞はお世辞にもレベルが高いとは言えず、波乱気配があるというのはそういった点からだろう。ゴーストは競走中止した前走でも高評価としたがパフォーマンスが安定していることが何よりの好材料。斤量や条件、距離を跳ね除けて安定感があるのは強みで、いきなりのG1でも平均指数4位という点から見ても分かるだろう。このメンバーであれば大穴一撃もあり得る。

4番手以降で特筆したのはウインマリリン。おそらくディアスティマやジャコマルの後ろでレースを進め、直線入り口で抜け出す展開を想定しているだろう。先行勢が楽な展開であれば偉業達成もあり得る。また日経賞で見せたしぶとい脚はこの仁川でも武器になるだろう。牝馬勢ではウインマリリンを推したい。