住之江ヴィーナス 優勝戦展望

今日は普段の競馬予想と変えて、私が愛してやまない住之江競艇場で行われているヴィーナスシリーズの優勝戦を展望していきます。このレースが当たったり、気が向けばボートの記事も増やしていきたいと思っています。自分なりの差別化を図ろうと思い、ボートの記事は少し文体を変えてみたいと思いますが、最後までどうぞごゆっくりお読みください。

 

さて、今節の住之江ヴィーナスを一言で表すなら「初優勝のチャンス」なのではないでしょうか。4日目までの予選結果を見ると、得点率上位に来たのがほとんど優勝経験の無い選手。さらに選手の登録番号を見ても4800番台から5000番台が8選手とフレッシュな顔ぶれが予選通過を果たしました。そして5日目の準優勝戦を勝ちぬいて見事優勝戦に進んだ6名でも、3号艇の海野選手以外は初優勝を掛けるメンバーとなったのです。

 

それでは、優勝戦に進んだ6選手を新概念データと共に見ていきましょう。

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今回の優勝戦。私が考えるテーマは「最強女子軍団岡山の強襲」です。なんのこっちゃと思われるかもしれませんが、ボートレースの岡山支部には多くの強豪女子レーサーが存在します。昨年のレディースオールスターでは寺田千恵選手、芦屋MB大賞では守屋美穂選手がそれぞれ優勝を果たしました。そんな岡山支部で最も勢いが急上昇している若手が4号艇に乗る土屋南選手です。土屋選手は昨年初めてA級に昇級すると、勢いそのままに予選突破を繰り返します。優勝にはあと一歩届かないものの、確実にこれからの岡山を背負う存在とも言われています。

そんな土屋選手の特徴は「4コースのまくり本数」です。土屋選手は4コースまくりをメンバー最多の8本決めています。今節は4コースの勝利はないものの、土屋選手が4コースに入った際は「4カドまくり」が期待できることがデータに現れています。さらにこの優勝戦では1号艇實森美祐選手の捲られ率が差され率に比べて高いことも分かります。3コース海野ゆかり選手の平均スタートの遅さも加味すると、ここは土屋選手の4カド強襲まくりが期待できるのではないかと予想します。長々と見解を書きましたが、ここからが買い目です。

本線 4-15-135

押さえ 1-4-35

そういえば5号艇の上田紗奈選手も初優勝がかかりますが、兄の龍星選手が住之江初優勝を決めた際は5号艇でしたね。兄妹揃って5号艇で地元初優勝というのもロマンを感じますね。ボートレースも競馬に負けず劣らず夢やロマンが感じられる、そんな競技だと私は感じています。明日の優勝戦、果たして初優勝の水神祭に酔いしれる選手は現れるのか。住之江シティーナイター優勝戦にご注目を。